[紀行文] 女人三銃士の北海道旅
若くもない女三名が千歲空港に降り立ったのは午後1時50分,11月初旬の北海道の風は冷たかった. 私達は四方を眺め廻しながら身震いした. 今度の旅行は衝動的に決ったので觀光コ-スを決める暇さえなかった. 一人はボ-ナスチケットが手に入り,一人は嫁を貰い,もう一人は夏の間中汗を流しながら飜譯した原稿料が入ったので,'そうだ,私達も自分の爲に時間とお金を使ってみよう'と意氣投合し,邪魔が入る前にと速やかに行動へ移したのである.幸い知人が一人札幌に住んでいたので私はとりあえず彼に電話を入れておき,さっさと飛行機に乘った... 6年ぶりに逢う知人は少し肉が付き以前よりもっと穩やかな風貌に變っていた. 車に乘るとまずスケジュ-ル表を見せながら私達の意見を聞くのだが, 初めての土地でもあり, また彼が組んだ日程が完璧だったので私達はすべてを彼にまかせることにした. こうして4泊5日の北海道旅が始った..
추억여행
2022. 2. 27. 15:54